今回ご紹介するのは大阪市城東区にある
食べカフェ pu-a-pu をご紹介いたします。
このお店は、障がい者施設と併設しているカフェ☕です。
そして『1汁8採も知って貰うため』の食事を提供しています?
【peu 】とは
フランス語で「ぼちぼち」とか「だんだん」という意味なんですが、
造語で【pu-a-pu】としたそうです。
お店は何年目?
2020年9月にオープンしたので1年6ヶ月になります。
支援事業に携わり始めて。。。
もともと高齢支援の分野で15年やってきて、あるきっかけから障がい者支援分野に関わり
始め、後に『障がい者のグループホーム』を始めたそうです(現在も)。
オーナーの吉田さん自身が「食」に興味があったという事もあり、
就労支援施設として現在のカフェレストランへ。
支援を通して、障がい者の方達と接している時に[葉っぱ][肉][魚]の分類しか出来ない事が、「これでは人生の幅が広がらない」と思いがあったとの事。
そこで、野菜を始め、様々な種類の食材を拘りを持って仕入れる事が、
皆に「何の野菜」とか「何の肉」というのを知って貰う事、興味を持って貰う事のきっかけを作る事に繋がってるんだとか。
飲食でアルバイトをしていた経験からいつか、食にかかわる仕事がしたいと思ったところ、スタッフの子で『一緒に働きたい』という方が2人ぐらい現れてくれたんです。2人とも主婦で子供もいるので、日勤を作ろうと思い始めたそうです。
食べるという事は、必ず毎日行う行為なので、日々の物事に興味をもって進んでいく大切さを学んでみる事に繋がっている!
広々としたオシャレな雰囲気のカフェ
福祉事業の方では、平米数が決まっていて70平米以上が必要となってくる。
福祉事業で一人3平米というのがルールがある。20人の定員でやろうと思えば60平米+スタッフルーム、相談室などと70平米ぐらい必要なんです。
その条件の立地的にもはまった所。
この中、そのものが支援施設であり、得意な人が、得意な事をする場所なんです。
あらゆるものが会する場所
『食べるもので身体が作られ』、『出逢い人で人生は造られている』
出逢い=食べ物・人・あらゆるものが出逢いと思っている。
ちょっとしたワクワクを見いだす為に、何で作られているかを見い出して欲しい。
新しい食べ方だったり食べ物に出逢ってほしい。立ち止まる瞬間に出会ってもらいたい。
おススメは1汁8採!
野菜のカットサービス
日々の仕事で追われる主婦の為に、障がい者の方に作業をして貰う。
買った食材をカットするサービスを行っている。
帰って料理をする方にとって、このひと手間が省かれるのは大きい。。。
地域として、垣根無く接して貰える様な社会にしていきたい。
「これからの世の中は、障がい者の人々も垣根無しに普通に接していける世の中になっていく必要がある。」
と、吉田さんは強く言われています。
現代は、高齢者の支援も益々必要になってきている背景に、配食サービス等の便利さはあるが、
一人っきりで食べる事で美味しさを感じられない食事になっているという問題もある。
こういった問題から、
障がい者の方と高齢者、そして地域の人々が相互に助け合う世の中にできれば、
皆が支え合う関係ができるし、そういった形を実現したいという素晴らしいビジョンを持っておられる。
皆さんも、拘りと想い、優しさが詰まった店に足を運んでみて欲しい。
?️店舗情報
住所: 〒536-0005 大阪府大阪市城東区中央1丁目2−23
営業日:月曜日~金曜日
定休日:土曜日、日曜日、祝日
営業時間:10時30分~16時まで
電話番号:06-6180-8859
食べログ:https://tabelog.com/osaka/A2701/A270305/27118940/
ぐるなび:https://r.gnavi.co.jp/hsu5ubp30000/
ホットペッパーグルメ:https://www.hotpepper.jp/strJ001264961/