今回、編集部がお邪魔したお店は、兵庫県神戸市にある中華料理店「金寶來(きんぽうらい)」さんです!
24年前(2021年5月時点)にたった30席の小さなお店からスタートした「金寶來」さんは、いまや地元の人含むたくさんの人たちが訪れる大人気の中華料理店。
香港出身のオーナーさんが提供するのは本場ならではの本格派中華料理です。
きっかけは被災したこと
この「金寶來」さんを立ち上げたのは、現オーナーさんのご両親。
当時、現オーナーさんのお父様は香港大手のホテルに入っている中華料理店で働いていたそう。
そこをスカウトされ、来日する運びになったのだとか。
ただ、そのあとに震災に見舞われ、そのまま働き続けるのが困難になったことがきっかけで、物件を探すことになったのだと言います。
そんなご両親から経営を引き継いだのが、現在のオーナーさんというわけですね。
本場の味を日本人好みにアレンジ
香港出身のオーナーさんが作る家庭料理は、まさに本場の味。
ただ、香港で使われている発酵調味料や蒸し物は、日本人の口に合うよう独自のアレンジを加えているそう。これは日本に長く住むオーナーさんだからこそなせる業ですね。
酢豚や青椒肉絲(チンジャオロースー)などは、本場の人が食べたら味の違いがわかるほどなんだそうですよ!
なんでも、日本人は甘めの味付けを好む人が多いんだとか。
「上海焼きそば」はマスト!
数あるメニューの中でも、看板メニューとなっているのは「上海焼きそば」。
程よい硬さの麺に、海鮮をふんだんに使用したトロリとしたあんがかかっていて大人気です。
まさに日本人にも食べやすいふんわりとした甘味がたまらない一品ですね。
といっても、ここは香港出身のオーナーさんが経営するお店。「もっと本場っぽいメニューが食べたい!」という人もいるでしょう。
そんな人におすすめなのは「海鮮蒸し物」です。
香港はその土地柄、海産物が豊富に獲れるんだそう。
蒸し物にエビやニンニクを取り入れると、口当たり柔らかに美味しく出来上がるそうですよ!
景色を眺めながらの食事なら
食事のクオリティーが高いのはもちろんですが、「金寶來」さん最大の魅力のひとつはガラス張りの窓。
外の景色を眺めながらの食事は、まさに至福のひと時と言えるでしょう。
開放感あふれる空間で円卓を囲み、本場さながらの中華料理を味わってみてはいかがでしょうか?
お客様ひとりひとりとの関係を大事にしていきたいと思っています。
とオーナーさんが語るとおり、お客様の8~9割がリピーターという丁寧なサービスに定評があるお店ですよ!
店舗情報
【店名】金寶來
【住所】兵庫県神戸市中央区北野町1-1 コトノハコ神戸 3F
【問い合わせ】050-5890-7709
【アクセス】地下鉄山手線「新神戸駅」徒歩1分、JR新幹線「新神戸駅」徒歩2分、新神戸駅から251m
【営業時間】《ランチ》11:00~15:00(LO.14:30)、《ディナー》17:00~22:00(LO.21:00)
【休日】木曜は団体に限り事前予約必要