今回、取材班が訪れたのは、兵庫県西宮市にある「インディアンレストラン&バー THALI」さん。
地域に馴染んだアットホームな雰囲気のお店で、
下校中の小学生がお店に飛び込んで挨拶していく風景にほっこりさせられます。
”THALI”とは、ナンやカレーが乗っている銀の大皿の名前が由来なんだとか。?
インドから来たおおらかで優しそうなオーナーと、日本人の奥様にインタビューにお答え頂きました。
お店を始めたきっかけ
インド出身のオーナーさんは、ベジタリアンなんだそうで
ベジタリアン向けの飲食店がまだまだ少ない日本に来た時、食事にとても困ったそうです…
そこから、「ベジタリアンのお客様にも喜んでもらえて」「食を通じてインドを知ってもらえる」
という想いが生まれ、インド料理のレストランを始めることになったのだそうです。
現在のお店の場所は、元々オーナーのお知り合いがヴィーガンレストランをされていた場所だったのだとか。
そのお店を畳まれるときにご紹介いただいた縁で、ここにオープンすることを決めたといいます。
お店の真ん中には、以前のお店の名残で柿の木が生えているのが特徴です。
お店のコンセプトおすすめメニューは
食を通じてインドの文化を知ってもらいたいと話すオーナーさん。
「お店のドアを開くと日本ではなくインド!」カジュアルにインド料理を楽しんでもらいたいと笑顔で語ってくれました。
(取材者がいただいた「ひよこ豆」カレーのターリーセット )
オーナーおすすめは、たくさん種類のあるカレーから好きなカレーを一つ選んで、
180円でナンorライス、サラダ、スープ、デザートが追加できる「ターリーセット」。
さらに、ライスorナンのおかわりは自由!太っ腹です!
お店のこだわり
日本ではネパール人の方が経営されているインド料理のお店が多いですが、
こちらのお店は全員インド人スタッフがお料理をしているお店。
本場の北インド料理を楽しむことができます。
また、タンドリーチキンなどの単品メニューは1ピースからの注文できたり、
ランチとディナーは同じ料理で同じお値段で提供しているという良心的な価格設定になっています。
インドを身近に感じられるようにと、壁にはインドの写真が貼ってあります。
有名な観光地の写真だけでなく、日常的なインドを感じられるようにご主人の家族写真も貼ってあるんだとか!
価値観が180度違う日本とインドで、「このお店が両国を繋ぐ架け橋になっていたら。」と話す日本人の奥様。 お客さんはインド人との触れ合いを楽しみ、 働いているインド人スタッフには日本のことを知っていてほしいと話してくれました。
インドの素敵なものを知って欲しい
オーナーに今後の夢を伺うと…
「インドの家庭料理やお菓子、可愛い雑貨など、普通のインド料理屋のメニューに無いようなものも出していきたい」「インドの素敵なものを知って欲しい」とのこと。 また、インドツアーもやってみたいという素敵な夢も語ってくれました。
また、「インド人は合理的で、慢心(落ち込んだりしない)、その心を日本人にも知ってほしい」と、モノだけではない『人のあり方』についても教えてくれました。
インドは歴史が深いこともあり、お話を聞いていても面白く奥深い国なことが伝わってきました。食を通じて、皆さんもインドの色んな事に詳しくなれちゃうかも1?
是非THALIさんにお立ち寄りくださいね!
[店舗情報] 店名:インディアンレストラン&バーTHALI住所とアクセス:兵庫県西宮市若松町4-3(最寄り駅:阪急夙川駅)
営業時間と定休日:11:00~22:00 年中無休(不定休)
電話番号:050-5597-9646
HPやSNS:食べログ、Facebook