今回取材させていただいたのは、立派な看板が目印の「吾妻米店」さん!
元々は「鈴木商店」という肥料を取り扱うお店を営んでいたオーナー。
その頃はこの地域一帯が吾妻町と言われていたそうで、その吾妻町の配給所を買い取ってお米・農作物・肥料を取り扱うお店にされたのがはじまりだそうです。
現在は肥料の取り扱いはしておらず、お米の販売を主として営業されています。
契約農家という形で“生産者の顔の見えるお米”を取り扱っており、毎日玄米の状態で仕入れたものをお店で直接精米をされているのがこだわりだそう。
なんとオーナー自ら産地である新潟や長野などに足を運び、仕入れるものを決めるという徹底ぶりです!
オーナーのお米に関する知識は膨大
それぞれのお米の味や触感、どんな風に炊くと美味しいかなど、一つ一つわかるように丁寧に説明してくださいます。
「お米の銘柄は聞いたことはあるけれど、どんな風味なのかはよくわからない」「どういう違いがあるのか知らない」という方も多いのではないでしょうか?
このお店なら、はじめての方でも博識なオーナーに相談しながら選べるので、安心して自分好みのお米を探すことができますよ!
さらに女性のお客様やご年配の方にうれしいお知らせが。
吾妻米店ではお米の宅配サービスを無料で行っています。重たいお米を持って帰る必要はありませんので、一度にたくさん買っても大丈夫です!
お店の一角にある「お米屋さんの小さなギャラリー」には、オーナーが選んだ食器がズラリ。
お茶碗や湯飲み、どんぶりや小皿まで揃っています。
和食が合いそうな渋い色のものからカラフルなお皿、猫などの動物が描かれている可愛らしいものまで網羅されているギャラリーはついつい見たくなってしまいますね!
オーナーに教えていただいたこちらの立派な看板。
なんとこの文字、よくTVにも出ていらっしゃる京都・清水寺の森清範貫主に書いていただいたそうです。
森清範貫主といえば、その年の世相を表す「今年の漢字」を揮毫されている方ですね!
達筆で揮毫された看板が人目を引きます!
「気取っていなくて、入りやすい気さくな雰囲気のお店でありたい」というオーナー。
お店に来てくださったお客様が少しでも楽しんでくれるようにと、お米だけでなく陶器やそばなど様々な商品を取り扱っているのだと楽しそうに話してくださいました。
美味しいお米と気になるギャラリー、お米のことならなんでも教えてくれる優しいオーナーのいる「吾妻米店」。
お米が好き、おいしいごはんが食べたい、そんな方にこそ足を運んでいただきたいお店です。
店舗情報
住所 立川市錦町1丁目4-7
TEL 042-522-3964
営業時間 9:00~19:00
定休日 日曜日
アクセス 立川駅南口から徒歩約5分
立川南駅出口1出口から徒歩約7分
立川北駅南口から徒歩約8分