今回取材させて頂いたのは、しなの鉄道滋野駅から車で10分。
立地はなんと温泉の目の前!?『珈琲屋 樹』(コーヒー屋 じゅ)さんです!
国道40号線、「こぶし街道」とも呼ばれる川沿いの道。
なだらかな道が続く、ドライブにも最適なルートです。
そんな道沿いに建っているのがこちらのお店。
シンプルな外見とは裏腹に、店内は暖かみのある賑やかな内装。
広島カープのヘルメットを利用したランプシェードがかわいらしいです。
心を温める一杯
注文は手書きのメニューから選びます。
「珈琲屋」という店名なだけあって、コーヒーのメニューが豊富です。
お店オリジナルのブレンドである「マイルドブレンド」は浅煎り、中煎り、深煎り、深深煎りという4つの煎り方から選べるようになっています。
深煎りは聞いたことがありますが、深深煎りというのは面白いですよね。
一般的に浅煎りの方が酸味が強く、深煎りになると苦味が強く出ると言われています。
同じブレンドですが、自分の好みでコーヒーが楽しめるのは嬉しいですね。
コーヒーと一緒に軽く食べられる「ビスコッティ」もオススメ。
カリっとした歯ごたえが特徴の硬めのビスケットのようなお菓子で、そのままはもちろん、コーヒーに浸しながら食べるのも美味しいんですよ。
ちょっとお腹が空いた方には「じゃがいもとひき肉のグラタン」がオススメです。
トロリとしたホワイトソースの中に隠れたほくほくのじゃがいもに、ひき肉から溢れた肉汁がぴったりマッチ。
アツアツを口いっぱいに頬張ると幸せな気分になります。
「何もない」自由なお店
たくさんの本が並べてあったり、オーナーさんがファンだという広島カープのグッズがたくさん置いてあったり。
小上がりの席にはアコースティックギターが置かれています。
オーナーさん曰く「知らないうちにお客さんが持ち込んだものが増えている」とのこと。
注文をしてくれるなら持ち込みもOKというゆるいルールもあってか、本を読みながらゆっくりしていく方や、週末にはギターを弾いて楽しんでいる方もいるそう。
人当たりが良くて穏やかなオーナーさんとお話したり、お客さん同士で交流したり。
「変なお店」とオーナーさんがご自分でおっしゃるくらい、お店としては変わっています。
ですが、来店する方の多くは常連になってしまうそうで、そんな不思議なところが魅力なのかもしれませんね。
お店の前は温泉を併設した道の駅になっていて、内風呂はもちろん、サウナや露天風呂まで完備しています。
温泉でゆっくりしたり、お買い物を楽しんだ後のコーヒーブレイクに最適なお店でした。
そんな『珈琲屋 樹』(コーヒー屋 じゅ)さんの情報はこちら!
・〒389-0402 長野県東御市布下1−1
・定休日なし(不定休)
・営業時間 16:00~22:00
・phone 090-9667-6088