今回は、大阪市旭区にある千林商店街の中にあるお店
「炭火焼鳥 大和肉鶏 匠」をご紹介。
大阪の3大商店街の1つである千林商店街。
その中で、少し異彩を放つ店が1件。
「らしくない」
上記でも触れたが、伝統あるお店が多い千林商店街で、スタイリッシュな構えの外観。
高級店なのかな?
と思いきや、
中は、なんとも親しみやすい内装と、気さくなお兄さんが、待ってくれている (笑)
真ん中がオーナーの豊田さん。
匠の名は伊達ではない!!
名前の由来は、オーナーの豊田匠さんの「匠」から。。。
だが!、
このお店は、細部に至るまで、本当に匠の拘りが、ふんだんに盛り込まれていて、
職人技とも言える数々があり、以下で追って紹介していく。
警官になりたかった所から。。。
オーナーの豊田匠さんをご紹介!
元々は、警官になりたくて、大学に通いながら飲食店のバイトをしていたが、
飲食業の楽しさに魅入られ、
鶏料理名古屋コーチン専門店で梅田で10年間修行をして、満を持して独立。
初めての経営業ではあるが、店で経理まで全て賄っていたので、経営に抵抗がなかったのだとか。
壱の巻 食材は自分の目で。現地まで!
鮮度まで計算して仕入れる大和肉鶏 (やまとにくどり)
通常の仕入れだと、間を挟んだり等、出荷までに時間差があり、鮮度に影響する。
前日頼んで、直送しえ貰う事で次の日に店に届けて貰える所として、奈良の養鶏場を選定。
その養鶏所まで実際に足を運び、自らの目と舌で確かめ、生産者と話をして決められたのだそう。
山葵(わさび)を探しに島根まで。。。
「母を訪ねて三千里」という物語があったが、良いワサビを求めて名産の地とはいえ、本州南端へ自ら赴く拘り。
弐の巻 ‘‘瓦‘‘ を使って提供!
瓦とは、、、そう!あの屋根に乗ってるあれです!!
遠赤外線効果の耐熱瓦を使用して瓦ごと火で炙って、フワっと焼く事が実現できる。炭火と瓦の2本立て!
上記のワサビを瓦で提供されたのが出会い。
参の巻 日本酒鑑定士という資格まで取って。
1000種類程の日本酒を味わってきた知見から、以下の2点から選んでもらう。
① 好みのお酒が良い人へ
甘口、辛口や過去に飲まれて美味しいと感じた銘柄までヒアリングして、おススメする。
② 料理に対して合うお酒が良い人へ
料理に対して、一方的に提供するのではなく、唐揚げに合うお酒として提供。
敢えて半分だけ提供して、後程、もう半分を飲んで貰う事で、
温度の違い迄をも愉しんで貰う様な試みも。
旅行に行く時も、常に現地のお酒を試飲して、良い酒を探し続けている。
肆の巻 2階は子供との距離を考えたリビング。
2階はソファー席になっていて、子供が立った時に親と同じ目線になるう様に椅子の高さが設計されている。
リビングというよりダイニングという感じ。
日々進化していく!
オーナーの豊田さんの信念が、
知らないものを知る!
自分の知らない世界に飛び込む!
まずは、やってみる!
といったチャレンジ精神が半端ない!!
故に、周りの方々も常に先駆者の豊田さんに聞きにくるんだとか。
この考え方は、是非、人生を楽しく活きる上でも、現代の人々に学んでほしい。。。
筆者も持ち帰りのランチを頂いた。
おかずが豊富で、
朝から仕込まれた外側カリっと中側ジュワっとの唐揚げ、
中まで味が通っている出汁巻き、
程よい甘みと辛みが織り成すキムチ
と美味し過ぎて、値段を遥かに凌ぐクオリティー!
皆さんも、一味も二味も違う料理とオーナーの人間性を堪能しに来て欲しい。
店舗情報
炭火焼鳥 大和肉鶏 匠
営業時間:17:00 〜 0:00 持ち帰りランチ有
定休日:無休(年末年始等休みあり)
電話番号:06-7710-1635
Instagram:炭火焼鳥 匠(@takumideyakitori) • Instagram写真と動画