今回、編集部がお邪魔したお店は
東大阪市にあるラーメン店の「さばね(鯖寧)」です。
オーナーの筒井さんは海外での経験を活かして
- 「世界」を見据えたお店作り
- ライブ感を取り入れ体験型のサービス提供
など、あらゆる取り組みを実践。
そんな、こだわりや意気込み溢れるお店を紹介します。
世界を肌で感じて
10年ほど海外に在住し、さまざまな料理を学びました。
- クレープ(インド)
- てりやきチキン(ケニア)
- うどん(韓国)
しかし、どこの国でも売れているのは「ラーメン」ということに気づいたそうです。
もともと世界を見据えていたオーナーは
宗教やお国柄の問題から試行錯誤し、サバを使ったラーメンにたどりつきました。
おすすめメニューは「黒海」
なんとラーメンにサバが半分乗っているというインパクト。
店名である「さばね」は、娘さんの提案だったとのこと。
オーナーの娘さんは「心の優しい子に」と願いを込めて「心寧」と命名。
「寧」を語源に「居心地の良い空間で、みんなが和気あいあいとしてほしい」
という想いから「さばね(鯖寧)」にしました。
従来スタイルからライブ感へ【体験から広がる世界の輪】
オーナーが取り組んだんのは体験型。
Airbnb(エアービーアンドビー)にて「ラーメン作り」のエントリーをしたところ審査に通過。
Airbnb(エアービーアンドビー)とは
体験をテーマにサービスを提供しているアメリカの会社。
例えば
- 着物を着る
- 生け花
- 茶道
など
それをきっかけに半年で20ヵ国200名の方がラーメン作りを体験。
- サバをさばく
- ラーメンのゆがき
- トッピング
- スープ
一連の流れを体験してもらうことで、外国の人が笑顔になったり英語での交流が広がるなど。
サバラーメンを海外の人や世界に向けて発信できる良い機会になりました。
生まれ育った街に貢献したい
お店のコンセプトは
「東大阪発の世界展開できる業態のラーメンを作ろう」です。
なぜ東大阪なのか。それはオーナーが生まれ育った街に貢献したいという強い想いから。
オープンキッチンにし調理が見えるライブ感が海外の人にもウケ
お客さまや従業員などその空間にいる人が和気あいあい楽しい雰囲気を演出します。
オーナーのこだわりは店内にも。
イスと天井の高さにこだわり、圧迫感がでないように工夫。
またオーナーが重視しているライブ感を楽しめる空間にしています。
サバラーメンが食べられるのは今だけ?
実は2021年10月にお店を閉めてブラジルに渡ると決めていたオーナー。
しかし新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり
「まだ日本でやらなくてはいけないことがあるのではないか」と考え、2年間は日本のことをもっと知ろうと決意されました。
オーナーこだわりのサバラーメンが世界に羽ばたく前に
その味をぜひ堪能してみてはいかがでしょうか。
店舗情報
店名 | さばね |
住所 | 大阪府東大阪市新池島町3-12-12 |
アクセス | 東花園駅出口より徒歩約13分の府道24号線沿いにあります。 |
電話 | 050-5449-3374 |
営業時間 | 火~土、祝日、祝前日: 11:30~13:30 |
お問い合わせ時間 | 営業時間内いつでもお問合せお待ちしております。 |
定休日 | 月、日 |