地域の編集部が、地域の女性とお店に寄り添って、地域の幸せを実現するための、新しいコミュニティー

朝な夕なに

今回お邪魔したのは、JR天満駅、地下鉄堺筋線「扇町」からそれぞれ徒歩3分程の距離にある

「朝な夕なに」さん

天神橋通りの横の筋を入ってちょっと行った所に佇んでいる。

一見、外から見ると狭い様に感じるかもしれないが、中は厨房を囲って1周できる程広いので、満員に見えても空きがあったりするので、是非覗いて確認してみて欲しい。

周りを木であしらった10~12人入れる仕様の出来。

更に2階にも部屋があり、団体でのお客様も歓迎!

この「朝な夕なに」というのは、西ドイツで60年前の映画のタイトルから採られたとの事。

サラリーマンからの決意

店主さんは、元々35歳までサラリーマンとして働かれていたが、そこから脱サラを決意され10年間修業をされた。

35歳からの独立というのは、凄い覚悟と決意が必要だと感じずにはいられない。。。

 

提供できるものを提供する

これは、上記の決意されてからのストーリーにも繋がるが、今の店を立ち上げられるまで、様々な店でのアルバイトを通して経験を積まれていった集大成といっても過言ではない。

◇名物シラスのピザ ・・・近代マグロで働いていた時に発案した。

◇おでん・・・半年間梅田の立ち飲みおでん屋で修行した時に学んだ

◇パスタ・・・お初天神の燻製料理屋で修行した賜物

◇蛸のガーリックチャーハン

 

ワインはプロにまかせたもの

ワインに関しては、店主さんにそこまで知見がある訳ではなかったので、

素直にプロの目に選定して貰ったものを置いている。(餅は餅屋!)

 

コンセプトは普通の居酒屋

お店、特に競合が多い繁華街の店というと、

他の店と違いを出さないといけない・・・

高級感を出そう!

賑やかな内装にしよう!!

といった形で、マーケティングして見た目に奇抜さを出したり、価格競争をしたりして、勝ち残る方法を考えてとかいうのが多く、この資本主義の世の中における息苦しいどこか必死な雰囲気があるが、

「普通の居酒屋」という和やかな感じが、一番シンプルで、仕事を終えて帰ってくる人たちにとっては、落ち着いて羽を下ろせるのかもしれない。

店主さんも穏やかで物腰の柔らかい方で末永くやっていきたいとの事。

 

常連さんも多く、客層は30代~40代の方の比率が高い。。。が、一見さんも勿論歓迎。特に若い世代に行ってみてほしい。

 

来て頂くお客様に一言頂けますか?

御贔屓に・・・

この謙虚な姿勢がお店のコンセプト・雰囲気とカラーにマッチしていて非常に落ち着いて楽しくお酒・食事が楽しめる。

また、店主さんは、お客さんが食べている時に、小声でボソッと聞こえる「美味しいなー」という声に非常に活力を貰うんだとか。

まさに、天満の隠れ家的お店として是非とも一度立ち寄ってみて欲しい。

 

【店名】朝な夕なに
【住所】大阪市北区浪花町2-21
【問い合わせ】070-1819-3448
【アクセス】JR天満駅より徒歩5分 地下鉄扇町駅より徒歩5分
【営業時間】17:00~翌2:00 営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。
【休日】不定休