今回取材させて頂いたのは、長野駅から少し離れた静かな住宅街。
長野駅と市役所駅の両方から行きやすいお茶のお店『中山茶園』さんです!
ガラス張りの入口に、無垢材のかわいらしい看板が揺れる店構え。
元々お茶屋さんとして営業されていた店内を改装し、カフェとして営業を始めたお店で、現在もお茶の販売は続けられています。
店内は白い壁と、緑の壁が鮮やかな印象。
テーブルは木製で統一されており、ちょっと懐かしい雰囲気のデザインです。
実はこのデザイン、オーナーさんのオーダーメイドなんだそう。
気取ったカフェとしてではなく、入りやすく、学生さんが勉強に利用できるようなお店にしたい思いから作られたんだそうです。
私も、図書館で勉強していた学生時代を思い出してしまいました。
気軽に楽しむ「美味しいお茶」
元々がお茶屋さんということもあり、提供されているお茶の品質はバツグン。
イートインスペースはお昼から利用できます。
「午後はお茶を飲みながらちょっと一息つきたい。」そんな方には、お茶と選べるお菓子がセットになった“イップクセット”や“プチイップクセット”がオススメです。
お茶とセットで頂けるお菓子にもオススメがたくさん。
特に人気なのがフワフワの「台湾カステラ」。
お茶とカステラ、意外に思えるかも知れませんが、そんなことはありません。
甘いカステラと一緒にお茶を飲むと、口の中でシュワっと溶けて、爽やかなお茶の香りが楽しめます。
もう一つのオススメは「プリン」!
プリンの甘さとカラメルのほのかな苦みが、お茶の風味とこれまたマッチ!
頂いたお茶の色はかなり濃い色でも、苦みもなくお茶本来の甘みを感じられました。
美味しいお菓子は飯綱高原の「パティスリー トレゾア」さんが監修した、こだわりのものばかり。
気になってたくさん注文しちゃいそうですね!
どこでも楽しめる「美味しいお茶」
中山茶園さんでは、テイクアウトの販売にも力を入れています。
作り置きや淹れておいたお茶はなく、全て注文があってから1杯ずつ丁寧に用意してくれます。
4月からは、限定メニューとして「緑茶レモン」という珍しいメニューが登場しています。
お茶自体が美味しく苦みが少ないので、レモンの酸味が相まって爽快な風味のを味わえる、これからの時期にはピッタリな一品です。
また、4月末からは新茶のシーズンということもあり、さらにメニューが充実していくそう。
古くからある「お茶」の文化や歴史を受け継ぎ、築き上げてきた信頼に、新たな形で応えるのがカフェ、という訳なんですね。
将来的にはパリのようなオープンテラスの提供がしてみたい、とのこと。
店先でのんびりお茶を飲む、新しい風景が生まれそうです。
そんな『中山茶園』さんの情報はこちら!
住所:長野県長野市南県町1075
電話:026-226-2638
営業時間:10:00~17:30
イートイン:12:00~16:30 (ラストオーダー)
定休日:不定休
駐車場:駐車場なし
Instagram:「中山茶園」