今回取材をさせて頂いたのは、昔ながらの味を守る和菓子の『伊勢屋』さんです!
東武スカイツリーラインの区間に含まれる竹ノ塚駅の近くにあります。
この竹ノ塚駅、なんと駅の東西にそれぞれ伊勢屋さんがあります!
今回取材させて頂いたのは駅の東側にある『伊勢屋』さんなのでご注意下さいね。
同じ名前のお店がある理由ですが…元々オーナーさんが修行していた伊勢屋からのれん分けされており、組合のルールの都合で『伊勢屋』と付けなくてはいけなかったんだとか。
和菓子のお店は歴史が長い分、厳しいルールがあるみたいですね。
元々は南千住で、なんと50年前から営業されていた超老舗!
しかし、やむを得ず立ち退くことになり、今の場所へと移動されたとのことです。
お店を畳むことにならず、本当に良かったですね。
昔ながら…50年の伝統を誇る和菓子
和菓子と一口に言っても、その種類は様々。
伊勢屋さんでは定番商品として大福やおはぎ、お団子などの他、季節商品を取り扱います。
春は桜餅や草餅、夏はわらび餅…といった具合ですね。
オーナーさん曰く、全ての商品がおすすめとのこと。
全ての和菓子には添加物が一切入っておらず、お店の裏側にある厨房で作られたものをすぐにお店で販売されています。
まさに出来立て・作りたての一番おいしい状態でお店に並んでいるということですね!
こちらのあんこは甘さはちょっぴり控えめで、定番の「大福」はつぶあん・こしあんの両方が販売されています。
代わりに「みたらし団子」などはしっかり甘めになっているのがアクセント。
甘さ控えめのあんこがたっぷりの「あん団子」もとっても美味しいですよ!
和菓子以外には手作りの「おにぎり」や「おいなりさん」が販売されています。
ふんわり握られたおにぎりに甘めに味付けされたおいなりさんはまさに「おふくろの味」です。
母がいなりを作った記憶は無いのですが、どうして懐かしい気分になるのでしょうね…。
『変えない』という強い信念
オーナーさんは品揃えや製法について、流行りものを取り入れたり、何かを新しくしたりということは考えていないとのこと。
お客様が『幼い時に食べた懐かしい味』を守り続けることを大切にされていました。
「昔ながらの和菓子と、おにぎりを食べたくなった時」を支え続けるお店として、1日でも長くお店を続けるのが今の目標、とお話して頂きました。
現在は親子二代で続けられているお店です。
お父さんも息子さんもとっても良い方で、取材にも快く親身に応じて頂けました。
ただ、元が職人気質な方なのか、口数はちょっと少なめ。
それでも、小さな商店街のお店として、地域の方たちがお買い物に来た際のお話をとても楽しまれているとのことでした。
店名 | 伊勢屋 |
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WEB | https://tabelog.com/tokyo/A1324/A132404/13151310/ |
TEL |
03-3883-4825 |
住所 | 東京都足立区竹の塚5-5-9 |
最寄り |
竹ノ塚駅 |
営業時間 | 8:00~18:30 |
定休日 | 月曜日 |