今回取材に来たのは長野県小諸市、昔からの城下町の街道沿いのある、明治21年創業、和菓子屋の老舗 風味堂さん
創業当時は着物の帯の上に縛るひもを作るメーカーでした。着物需要がなくなりお饅頭を作り始めて、現オーナーさんのお父さんがお饅頭以外にも色々なお菓子を展開されたことをきっかけに今に至ります。
近年は親もあまり食べないことで子どもも味わう機会が少ない和菓子。
近所の小学校の給食で児童のために柏餅を出して食べてもらったところ、「美味しかった」と後日買いに来てくれたお子さんもいたそうです!
まごころ込められた優しい和菓子
真心をこめて和菓子はすべて手作りしています。
できる限り土地のものを使い、地産地消を心掛けています。
子どもさんからお年寄りまで安心して食べてもらえるよう、賞味期限が多少短くなっても保存料、添加物などは使っていません。
風味堂さんおすすめの一品
「古城最中くるみ」 どこからかじっても地元産のくるみがたっぷり入っています!
季節のお菓子 「いも」 「かき」 「くり」
夏季限定「高原のクズバー」いちご、もも、りんごなど季節の果物を使い7~8種類、くずもちと丸ごとフルーツが入ったアイス
オーナーさんへQuestion
このお仕事のやりがいは?
天候や気温が違えばお菓子の出来も毎日違うが、足を運んでくれたお客さんに楽しんでもらえるように真心をこめて作っています。あんこが苦手だったけど風味堂のあんこは食べられたという方もいて和菓子作り冥利に尽きる。和菓子ファンを増やしたい。
今後の夢や展望を教えてください!
新商品を増やして多くの方に和菓子に親しんでほしいです。季節によって忙しい時期と余裕のある時期があるので、新商品や今ある商品の改良を常に考えています。
和菓子をもっと広めていきたい。あんこが苦手だったけど風味堂のあんこは食べられたという方がいて、そういう方の声を聞くと励みになるしもっと良いものを!というモチベーションになります。
最近お店のインスタグラムをはじめたそうです。
若い女性からの反響が大きく、実際にお店に足を運んでくれる方もいます。健康志向から和菓子を求める若い方が増えているそうです。
「ネット見ました!」とか声かけると何かサービスを期待してるんじゃないかと思われると思って躊躇するお客さんが多いけど、サービス目的でもそうでなくても“ドンドン声を掛けて下さい”。声を掛けてもらうことで次にまた来たいと思ってもらえるようなサービスや接客ができると思うので“ぜひ声を掛けてください!”
オーナーさんご夫婦で取材対応してもらいましたが、お二人とも気さくでおしゃべり好き、お店のアピールや苦労話を色々教えていただきました。
取材中にきた常連のお客さんともフレンドリーに接し、老舗で歴史ありながらも明るい雰囲気のお店でした。
ご来店の際はぜひぜひオーナーさんに積極的にお声がけくださいね!!
オーナーさんから読者に一言
『eココ見て来ました!』とお声がけください。何かサービスします!何になるかはその時のお楽しみ!
店舗情報
店名:風味堂
営業時間:9:00~17:00(平日)
9:00~12:00(日曜)
定休日:木曜日
電話番号:0267-23-1815
Instagram:https://www.instagram.com/komorofumido/?hl=ja