今回の取材は、大阪梅田駅に近い隠れ家的なBar
「HARBOUR INN」
さんです!
スコッチウイスキーで有名なアイラ島でオーナーが泊まった宿と同じ名前のBarと聞いて、どんな物語に出会えるのか楽しみにやってきました!
では、早速ご紹介していきましょう!
店名にまつわる物語
今から30年以上も昔のこと、スコットランドのアイラ(ISLAY)島にウイスキー作りの視察に行ったオーナー。
その時に泊まった宿の名前が「HARBOUR INN」。
宿のご主人のホスピタリティーに感銘を受けたんです。もしお店をやるなら、店の名前は「HARBOUR INN」にしようと決めていました。
その時はまだお店を始めるという考えはなかったそうですが、カクテルコンペで入賞し、これを機にお店をオープンしようと思い、独立したんだそうです。
アイラ島で泊まったHARBOUR INNは、宿屋+食堂+パブ。
スコットランドにはパブ文化が根付いていて、毎日ぶらっとバーに行きます。
バーには、普段の生活を忘れて行きたい場所っていう側面もあると思うんです。でも、ウチはスコットランドのように、日常的な毎日を、というのがコンセプトですね。
なので、なるべくスタンダードな「いつもの」ウイスキーを揃えているんだそうです。
落ち着いた木調をベースとした内装は、ほっとくつろげる日常の場所、ですね!
お勧めの一杯
BOWMORE シングルモルト・アイラ・スコッチ・ウイスキー
アイラ島のHARBOUR INNに最も近い蒸留所のウイスキーです。
各国のウイスキーで作るハイボール
「ウイスキーの味を楽しめるハイボール」がコンセプト。ウイスキー1:炭酸1.5~2で割ります。
このお店では、チャージ料金をいただかないことと、メニュー表とお値段をわかりやすく表示していることがこだわりなんだとか。
何でも聞いてくださいね、と言っても、実際には聞きにくかったりしますからね。
これがオーナー流のホスピタリティなんですね!
明朗会計ですから、女性が一人でも安心して入ることができますよ!
この仕事の良さ
常連のお客様とは、10年以上もの長いお付き合いになるそうです。
バーに来るお客様というのは、就職、転職、転勤、結婚、介護、退職など様々な人生のステージにありますから、お客様の人生の多くを垣間見ることになるといいます。
お客様同士で結婚して出産という方も増えてきました。あと15年頑張ったら、その子供たちがお客さんとして来てくれるかな、なんてこと楽しみにしているんです。
なんだか嬉しそうなオーナーでした。
最後に、オーナーさんから一言!
それぞれのウイスキーに合った飲み方があります。一方、飲み方を変えられるというのも、熟成酒の面白さです。ご自宅ではなかなか難しいですから、是非バーで味わっていただければと思います。
アイラ島で出会った宿のご主人に感銘を受け、そのコンセプトを守って洗練された接客を続けてきたオーナーさん。
阪急梅田からほど近く、エレベーターもない隠れ家的バーで、マスターとの語らいのひとときをもってみませんか。
HARBOUR INN さんの情報はこちら!
住 所:〒530-0012 大阪市北区芝田1-3-7 マルシェ芝田3F
電話番号: 06-6371-8009
営業時間:PM7:00~AM0:00
定 休 日:日曜日、祝日
ホームページ
http://www.barharbourinn.com/