今回、取材班が訪れたお店は京都府京都市にあるカフェ「MIX PANDA COFFEE(ミックスパンダコーヒー)」さんです!
地下鉄「丸太町駅」から徒歩3分という場所にあるこちらのカフェは、夜の19時までオープンしていることもあって、仕事帰りや買い物のついでにふらりと立ち寄るのにぴったり。
本格的なコーヒーでホッとひと息つきたいときにおすすめのお店を紹介します。
マスターは人力車のお兄さん!
パンダをモチーフにしたかわいらしい店名の「MIX PANDA COFFEE」さん。
オーナー兼マスターは、なんと現役の俥夫さん。
京都だと嵐山や東山などの観光地に行くと出会える、あの人力車を引いてくれるお兄さんです。
数え切れないほどのお客様をご案内されてきただけあって、お話に耳を傾けるのがとてもお上手。
丁寧に受け答えをしてくださるので、私も最初からなごやかな雰囲気で取材をさせていただくことができました!
カフェ以外にも東山や嵐山を歩いていると、人力車を引いているマスターに会えるかもしれません。
店名の不思議
オーナーさんがこの店名を付けるに至ったのには、なんとなく不思議な理由があります。
まず、こちらのお店を始めるきっかけになったのは、車夫時代の先輩と意気投合したから。
その際に先輩のメールアドレスになっていたのが、「mix panda cafe」という好きな言葉をつなげただけのセンテンスだったそう。
(「mix=タイ人の友人」「panda=当時乗っていた車の名前」「cafe=コーヒーが好きだったから」)
そんなあるとき、なぜか知らない女性から
私、パンダが大好きなの!
というメールがそのアドレスに届いたんだとか!笑
そこからやり取りが続いて知り合いになるという出来事をきっかけに、「新しいご縁を大切にしたい」という思いから「MIX PANDA COFFEE」というネーミングにしたんだそうです。
皆様の居場所としてのカフェ
こちらのお店のコンセプトはなんでしょうか?
お客様にとっての「サードプレイス」になるということですね。
「MIX PANDA COFFEE」さんの掲げるコンセプトをお尋ねしたところ、このような回答が戻ってきました。
「サードプレイスカフェ」とは、いわゆる「家や職場以外の落ち着ける居場所」のこと。
例えば、日本やアメリカだと「スターバックス」などの全世界展開をしているカフェが人気ですよね。
でも、そういったフランチャイズが流行らない国も多々ある。
そういった国には、個々で決めた「行きつけのカフェ」に通うという文化があるのだそうです。
「MIX PANDA COFFEE」さんのオーナーさんは、日本にもそういったカフェ文化が根付くよう、お客様がなるべく自由に過ごせるような空間づくりを心掛けていらっしゃいます。
自慢のメニューは「タコライス」!
彩り華やかな「タコライス」
「MIX PANDA COFFEE」さんきっての看板メニューは「タコライス」。
カフェというだけあってもともとは軽食のみで営業していたそうですが、「せっかくだからランチもやろう」となったときに提供することになったとっておきのメニューです。
こちらはオーナーさんの奥様が家の食事として出したものが、あまりにもおいしかったことからメニューになったものだそう。
たっぷりかかったミートソースが、トルティーヤチップスや野菜と絶妙にマッチしていて最高です!
内装にもこだわったおしゃれな空間
コーヒーのおすすめは「カプチーノ」!
大学では建築デザインを専攻していたオーナーさんが運営しているというだけあって、店内は非常におしゃれ。
Instagramには必ずかわいらしいパンダの置物やぬいぐるみが登場するので、ついついチェックしてしまいます。
オーナーさん自身が海外のデザインに魅力を感じるということで、おもな見本はニューヨークのカフェ(店内)だそうです。
写真映えするおしゃれな空間で贅沢なランチを楽しむなら「MIX PANDA COFFEE」さんへ。
至福のひと時が過ごせること、間違いなしですよ!
店舗情報
【店名】MIX PANDA COFFEE
【住所】京都府京都市上京区新町通丸太町上る春帯町352
【問い合わせ】050-1452-1739
【営業時間】[通常] 11:00~22:00 [現在:時短営業] 11:00~20:00
【定休日】日曜日
【食べログ】https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260202/26028371/
【Instagram】@mix_panda_coffee