今回訪れたのは山の上にある古民家と景色が見下ろせるゲストハウスです。
それでは詳しくご紹介します!
日本で唯一棚田の中にあるゲストハウス
棚田が有名で日本遺産になった場所にある古民家。
すぐ近くの姥捨駅は棚田の中にある駅で有名で、こちらは棚田の中にある日本で唯一の宿です。
始めたきっかけは、自由に使える拠点を探していた際にこちらの古民家が見つかったため購入したこと。
最初からゲストハウスをするつもりではなかったそうですが、何かをやりたいなとずっと思っていたことと、千曲市や長野市を見下ろせる景観を活かしたいと思われ2018年にオープンされました。
こだわりはなんといっても古民家をリフォームして宿に使っていることです。
元々の雰囲気をしっかり残し、昔ながらの土間や縁側といった古民家の良さを味わうことができます。
家の離れにある蔵づくりの建物はバーとして活用されており、是非行ってみたくなりますね!
そして一番の売りは何といっても自然。
「田毎の月(たごとのつき)」といって姥捨の棚田の水面に丸い満月が写る景色が有名です。
オーナー様も田んぼを借りているので、時期によって田んぼ体験ができるそうです!
絶滅危惧種の「さしば」という鳥や、きつね、たぬき、蛍などなかなか見られない動物もいるとのことですよ。
長野の自然の良さをよく知っており、何よりオーナー様自身が大好きであるのが伝わってきます。
自然以外にも、千曲市全体を巻き込んだ「ワーケーション」の交流会の場所として提供しています。
外から集まる人と地元の人に交流してもらい、地域の活性化や面白いアイデアで新しいことを始めようという取り組みです。
ゲストハウスの名前である「なからや」の由来を教えてください
長野県の方言「なから」から取りました。だいたい、おおよそといったニュアンスの言葉で、「なから(だいたい)で良いじゃないか」といった使い方をします。自身の性格がおおらかで自由なのも関係しています。
コロナ状況下で観光業は厳しい状況ですが、お話を伺う中で地元の良さをいかに多くの人に知ってもらえるか考えたり、自由な発想で工夫するのが楽しいという印象を受けました。
オーナー様自身、海外の方や日本の古き良きを好む方など多くの人との出会いを楽しまれているのが伝わってきます。
最後に読者に一言をお願いします!
一緒に未来の話ができる方大歓迎です。宿泊だけでなく一緒に新しいことをしたい方、新しい体験やアイデアを持ち寄って情報交換しましょう。
また、今後の夢をお聞きしたところ、
「姥捨駅や姥捨サービスエリアから降りてきた人が棚田や田毎の月を見ながら団子を食べるのいいと思いません?」
と今後は棚田で売る団子屋をやりたいと展望を語っていらっしゃいました!
長野の自然を満喫できる宿です。
是非棚田の中で過ごす時間をお楽しみください。
姨捨ゲストハウス なからや(長野県)
場所:〒387-0023 長野県千曲市八幡7390
料金:男女共用・女性専用ドミトリー共に3,000円、個室4,000円、長期割引あり*冬季は灯油代別途頂いています
お問合せ:TEL 090-2306-722
LINE:@bwy9066l
期間:不定休
チェックイン:15:00~19:00 / チェックアウト:翌10:00
facebookページ:https://www.facebook.com/obasute.nakaraya/
駐車場:屋根なしガレージあり
お風呂:あり(砂利)
買い出し:持ち込み可。近くのスーパー(ツルヤ)まで車で10〜15分。
備考:貸切、個室は要相談。自炊可能。ランドリーあり。