今回、取材班は大阪市内の谷町九丁目駅からほど近く、ひっそりと佇む寿司店
「鮨 悠伝」
さんを訪問しました。
本格的ながら気楽に入れる「街のお寿司屋さん」とも言えるお店なんです。
では、ご紹介していきましょう!
檜一枚板のカウンター
お店に入ると、すぐ目にとまるのが、まっさらな檜のカウンター!
樹齢160年以上の檜の一枚板を使っているんですって!
こんな素敵な舞台で、伝統の職人技を堪能できるなんて。。。
店の名前は、僕の名前「悠也」から取っているんです。僕が作るものが伝わればいいなっていう意味で。
そう語るオーナーさん。
この道に入ったのも、ストレートに「職人になりたかった」からだそうです。
料理人と職人って、微妙に違いますよね。職人って、ものごとを一つ極めるっていうような意味合いと思うんです。
どうせやるんだったら、一番いいところに行こう、という気持ちで専門学校に行ってそこに就職して、多くのお客さんとの出会いがあったといいます。
どうせやるなら自分でやるほうが面白そうだと思ったんです。経営者っていうのにも憧れましたしね。
と、常に上を見て歩いているオーナーさん。
美味しいものを提供していきたい、という意気込みが伝わってきますね!
本格的で気楽なお店
ここは、気楽な町の寿司屋なんです、とオーナーさんは言います。
お値段でいうと高級店といっていいんですけど、雰囲気では町の寿司屋ですね。本当に、昔ながらの町の寿司屋と思っていただければ。一番のウリは気楽さなんです。
そう、オーナーさんは力を込めます。
ため息が出そうな、職人技が生きたお料理の数々!
でも、あくまで昔ながらの仕事だと、オーナーさんは言います。
古い仕事が好きなんです。伝統とか、そういった古臭いのがいいんです。
あくまで、昔ながら、気楽さにこだわってらっしゃるんですね!
お勧めは鰹。
実家が農家さんだそうで、その藁を使って作る「藁焼き」は定番メニュー。
とにかく、素材の持ち味を生かした旬の食材にこだわっているとのこと。
ああ、早くいただきたい!!
仕事のやりがい
お客さんに目の前で評価されて、美味しいとか、美味しくないとか、またその喜びがダイレクトに伝わってくる、そこが好きなんです。
とオーナーさん。
寿司屋にはいろんなお客さんがいらっしゃるので、いろんな世界観や価値観を見ることができるところも好きなんだそうです。
例えば、普通に生活していたらなかなか話せない、一流企業の社長さんとかとも、寿司屋のカウンターだったら話せる、みたいな。そんなところも結構気に入っています。
伝統的な職人としてあり続け、「気楽に」というコンセプトに、ポリシーをもってこだわり続けるオーナーさん。
仕事が好きで、予約が入ったら断りたくない、という仕事熱心な一方で、田舎でボーっとするのが好き、平凡な幸せがいいかな、と意外な面も見せてくれるオーナーさんでした!
最後に、オーナーさんから一言!
気楽な寿司屋に出会いたかったら、いつでもどうぞ! 雰囲気的にも寿司屋デビューにはいいかも知れないですね。
ただ、お会計は、少し覚悟しておいてくださいね。安ければいいというものでも、高ければいいというものでもないですから。
確かな目利きと長年磨いた技術とで、おもてなしの空間を用意して出迎えてくれる、でも気楽な「町のお寿司屋さん」に、あなたも足を運んでみてはいかがでしょう。
鮨 悠伝の情報はこちら!
所在地:〒543-0002 大阪市天王寺区上汐3丁目8−25
電話番号:06-6796-8883
営業時間:【昼】完全予約制
【夜】17:30 ~ 23:00
定休日:不定休
URL:https://www.sushi-yuuden.net/
Instagram:https://www.instagram.com/sushiyuden0507