今回、編集部がお邪魔したお店は、長野県長野市で古着販売をしている「TRIANGLE」です。
開業当時、洋服好きの同級生3人ではじめたことからお店の名前を「TRIANGLE」と名付けたそう。
環境問題や地域活性化、またビジネスについて学び
- どう生かせるか
- 仕事につながらないか
- 仕組みを作れないか
このように考えたんだとか。
そんな古着屋「TRIANGLE」をご紹介していきます。
眠っている服は次の誰かに
お店の特徴は、買い付けはせずに、寄付してもらった洋服を販売していること。
お店に直接もってくる他、現代ならではのInstagramやメールでも受け取るスタイル。
また、ご高齢の方からの寄付も多いようで、ご自宅まで直接お伺いすることも。
古い洋服には、丁寧に作られていたり質の良い物が多いんだそうです。
お客さまにはこだわりがある方も多く、個性のある洋服を好む方も多いので、おもしろい掘り出し物にも出会えるんだとか。
古い洋服を処分するのにこまっているおじいちゃんおばあちゃんにとっては、良心的でとてもありがたいですね。
「TRIANGLE」ではレディースが中心です。
古着なので同じ商品がいつもあるとは限りません。
逆にそこを強みとしているオーナーは
- ジャンルがないこと
- ジャンルレスな服が並んでいること
この点がおすすめだとおっしゃいます。
古い建物で古着屋っぽさを演出
古着を扱うのにあたり、古い建物にしたことで温かみが出て、いかにも古着屋っぽいところがオーナーも気に入っているそう。
なんと、100年前の蔵を古い雰囲気を活かしながらリフォームされたようです。
外観からも伝わる歴史が昔ながらの雰囲気を出しているのが伝わります。
やりがいは「人との関わりの中でできること」
古着は着てみないと合うかどうかわからないので、来店し気に入った服を見つけていただく。
また、それをきっかけに余った服を寄付しようと思ってもらいたい。
そのような関わりの中で「TRIANGLE」が成り立つ。
お店の名前通りの関係性がとても素敵だなと感じました。
古着屋なので(笑)是非来店して頂き気に入った服を見つけて欲しいです。それをきっかけに寄付して頂いたりして、TRIANGLEに関わって頂くときっと面白いと思いますよ!
「権堂アーケードのレトロな映画館が好きで良く行きます。長野市権堂のこの辺は歩いていても面白い町なので、街歩きも好きですね。」とおっしゃるオーナー。
実は、開業当初は学生でスタートしたというオーナーですが、今も在学中とのこと。
地元長野への愛着と、卒業後もこの仕事を続けていきたいと熱い想いが伝わりました。
古着が好きな方や古着屋に行ったことない方も、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
店舗情報
店舗名 | TRIANGLE |
電話番号 | 090-8172-7604 |
住所 | 長野県長野市鶴賀権堂町2300 |
最寄り駅 | 長野電鉄 権堂駅 |