今回、取材班が訪れたお店は、長野県東御市にある「そば茶屋 さくら」さんです!
木の温かみを感じられる店内には、どこかノスタルジックな雰囲気が漂っています。北國街道という旧道沿いの閑静な住宅街にあるということもあって、ゆったり時間を過ごすのにうってつけです。
反省・改善の繰り返しで最高の料理を
「そば茶屋 さくら」さんの店主を務めるのは、まるで昔ながらの「肝っ玉母ちゃん」を彷彿とさせるようなエネルギッシュな女性。
そば教室に通っていたときのご友人たちと営むお店だそうですが、なんとこの店主さん、もともとそばがお嫌いだったんだとか!
そんなわけで「自分が美味しいと思うそばしか出さない」をモットーに、日々反省と改善を繰り返しています。
もともとそば嫌いだから、自分が納得いくものしか出しません。そのためにはどんな努力も惜しまないつもりです。
と、おいくつになってもやる気に満ち満ちあふれている店主さん。
お話を伺っているだけで元気がもらえるようなたくましさに、一瞬でファンになってしまいました。
すべて国産だからこその相性の良さ
基本的に美味しいと思えばどんな食材も使うという店主さんですが、国産のものを使うことを心掛けているのだと言います。
例えばしょうゆは岡山産、更科そばは北海道産、そば粉は佐久市産(長野)など、産地はそれぞれでもすべて国産だからこその相性の良さなのかもしれませんね。
ちなみにつなぎは一切使っていないとのことですよ。
のどごし抜群の手打ちそば
豊富なメニューが魅力の「そば茶屋 さくら」さんですが、特に定番となっているのは下記のとおり。
- 更科そばとあらそばが一緒になった「あわせ盛り」
- 旬の野菜が魅力の「さくら御前」
- 夏におすすめの「くるみそば」
- 2021年に新登場の「わさびそば」
中でも取材時にいただいた「さくら御前」はまさに絶品中の絶品でした。
2種類のそばとサラダ、旬の山菜の天ぷらにデザートが付いた贅沢なセットです。採れたての新鮮な山菜はサクッとした歯ごたえで、素材の良さを生かした自然な味わいでした。
それに加え、取材中に「ちょっと待ってて!」とそばを打ってくれる店主さんの心遣い。こうした気持ちのよいサービスが多くの人を魅了してやまない理由のひとつなのでしょう。
リピーターの多いそばの名店
こぢんまりとしたアットホームな雰囲気の「そば茶屋 さくら」さんですが、リピーターが多いだけでなく、県外から来る人たちも多いんだとか。
静かな住宅地にあるということもあって少々わかりづらい立地ではあるかもしれませんが、隠れ家的そばの名店なら「そば茶屋 さくら」さんへ。
明るく気さく、豪快な店主さんが元気な掛け声と共に出迎えてくれますよ!
店舗情報
【店名】そば茶屋 さくら
【住所】長野県東御市加沢1406-39
【問い合わせ】0268-63-0041
【アクセス】東御湯の丸インターより車で10分。18号線と平行している北國街道沿い。
しなの鉄道、下車徒歩30分。滋野駅から1,459m
【営業時間】11:00~15:00
【定休日】火曜日(祝・祭日は営業)