今回は、以前から気になっていた東浦の森岡にある「八百正(やおしょう)さん」
お話をうかがってきました。
取材アポのときから気になっていた、新鮮なお野菜や果物、おいしそうな惣菜を見てきました。
創業70年、地元の老舗の知る人ぞ知る「八百正(やおしょう)」さんに密着取材してきました。
八百正名物 「俺のだし巻き玉子」
もともとは、料理人だったオーナー、和食も洋食も中華も作れて、10分もたたない内に、手際よくパパっと作り上げてしまいました。
見事な手際で、見ているこちらも職人の神業を見ているようでした。
コロナ渦で、本業の野菜卸が、落ち込んでいたときに、何かできることはないかと、考えできたのが
「俺のだし巻き玉子」だったんだそうです。子供からお年寄りまで大好きなだし巻き玉子、今では、
年末には、お客さんから、100本近くのオーダーが入るんだそうです。
すべてオーナー自ら、心をこめて一本一本焼いているとのこと。
そのほかにも、おいしそうなお惣菜がたくさん。オーナーの親戚の方が旬の野菜を使って惣菜を作っています。
八百正マルシェ
月に1回、第二日曜日に「八百正マルシェ」を開催されています。
ふだんは買えない「フルーツサンド」も販売されていて、「フルーツサンド」が目当てで来る方も多いとのこと。
なかなか手に入らない、宮崎のマンゴーや高級ないちごも存分に使用されていて、日々、頑張っている自分へ、大切な人へのプレゼントにもよろこばれそうな一品です。
マルシェってなんだろう。
マルシェとは、フランス語で、市場という意味。
実店舗ではなく、青空市場で、気軽にのぞきやすい、なかなかはじめての個人店って入るのが勇気がいりますよね。
マルシェでは、買う買わないにかかわらず、みんなが商品が見ることができる、こんな商品が売っているんだと
商品のアピールができる場なんですって。気軽に立ち寄れる場所という意味もあるそうです。
大手ではできない細かい気配り
午前中は、病院、給食、老人ホーム、保育園への野菜の卸しをされている、午後は、車が空いている、
その時間を何かできないかと、考えた結果、体が不自由で自由に買い物に行けない人、小さいお子さんがいて
なかなか買い物に行けない人、荷物が重くて持ち帰りが困難の人など、送迎のサービスをされているとのこと。
例えば、自分が転んだときに、とっさに手を差し伸べてくれる人のような優しい八百屋さんですよね。
そんな優しい八百屋さんにみんなが惚れてしまいます。
そのようなお話をオーナーさんとオーナーのお父様がされていました。
常に誰かのために役立ちたい、喜んでもらいたいという強い思いが伝わってきました。
八百正さんに将来はどのような八百屋にしていきたいのかうかがってきました。
店舗横に、コンテナハウスを作って、やきそば、お好み焼き、だんご、フルーツパフェなどを販売していきたい
とのこと。テイクアウト事業を拡げていきたいという熱い思いを語っていました。
娘さんもいらして、「パパは仕事を頑張っている、一生懸命と」話していて、仕事を頑張るオーナーはご家族から見ても素敵な方。
老舗には長く続く秘訣があるとは思っていましたが、人をとても大切にするからこそ、そこで買いたい、
そこでしか買いたくないというファンができるということを気づかされました。
何気なく、気になっていたお店の取材をし、オーナーの人柄や考えを知り、目には見えない優しさや思いやりの心をしり、とてもあったかい気持ちになりました。
もっともっと「八百正(やおしょう)さん」をみなさんに知ってもらいたい、ファンになってもらいたいと思いました。
基本情報
店名 | 株式会社 八百正 |
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電話番号 | 0562-84-2083 |
住所 | 知多郡東浦町森岡半之木77-1 |
営業時間 | 9:30~15:00 |
定休日 | 日曜、祝日休 |
駐車場 | 駐車場有り |