地域の編集部が、地域の女性とお店に寄り添って、地域の幸せを実現するための、新しいコミュニティー

シェアキッチン厨 -kuriya-

  人と人とをつなぐシェアキッチン

厨~kuriya~

《御厨(みくりや)つかさ》 さんの「御」を取って【厨】-kuriya-台所という意味です。

 

つかささんの想い

旅先のゲストハウスで偶然一緒になった、自分とは違う人たちとの距離を縮めてくれた経験が忘れられず(そこで知り合った海外の人がすぐ泉佐野に来てくれたり、逆に自分が向こうに行って案内してもらったり)そういう素敵な出会いが自然と起こる場所を作りたいと思うようになった。

開業するまでにもオーナーさんはじめ、コロナ禍にも関わらずたくさんの人に助けてもらい人の繋がりの温かさを感じた。

この場所で恩返しがしたい。どんどん変わっていく昔ながらの景色。同じ景色はもう見れない。できるだけ今あるものを残していきたい。

 

やっとここまできた想い

コロナとの闘い。

ゲストハウスがしたかった。
『同じ釜の飯を食って寝る!』そういうコミュニケーションがとれる環境が欲しかった。
偶然行った定食屋の社長さんが奈良の山添村で、これから農泊を立ち上げるからと声をかけてくれ、修行もかねて住み込みで働かせてもらった。

古い埃だらけの空家・店舗のゴミ捨て、掃除からのスタート。
なんとかカタチが見えてきて、イベントを開催したりやっとお客様が少しずつ増えてきた頃コロナ流行でやることを失ってしまった。

悩んだ末、泉佐野へ帰る。
その時、偶然参加したワークショップでこの物件を知り、プレゼンをして私が借りることになった。
最初は食事提供を考えていなかったが、コロナで人が移動できないなど宿泊の仕事を失ったばかりだったので、今始めるべきではないと考え『みんなで使えるもの』・・・『台所』・・・シェアキッチンを作ることに。
キッチンカーで出店している人たちからも、仕込みの場所がほしいとアイディアをもらった。

この場所は必然の出逢いだった

奈良へ行く前から空家の持ち主さん宛てに手紙を置いたり、渡してもらったりしながら泉佐野のあちこちへ物件探しをしていた。

タイミングや折り合いが合わず苦節している時に今の物件の前も通っていた。
屋根周りや大きさが気になっていたがワークショップの案件物件がここだった。
その時、運命を感じた♡

山添村を取り入れる

お世話になった山添村(奈良県)と泉佐野をつなぎたい。
山添から食材を運んでもらい、当時の仲間とディナーを数回やってみた。
山(山添村)と海(泉佐野)の食材を使ったメニュー。

まだまだたくさんの人を招待できないけれど、本格的なコース料理や一夜限りのレストランなどが世間に広まれば、このシェアキッチンでレストランやカフェを夢見ている人の夢が現実になっていく。

いきなりレストランは敷居が高くても、イベントを毎月開催しているのでパンやおにぎり、お菓子を作って販売することから始めることができる。ここでは出店者さん同士、お客様と直接つながるのではじめの1歩が前に進みます。
またシェアキッチンだけでなく、レンタルスペースとしても利用が可能。
毎月のイベントも是非遊びに来てください!

店舗情報

所在地大阪府泉佐野市春日町5−10

Twitter:https://mobile.twitter.com/share_kuriya

Instagram:https://www.instagram.com/sharekitchen_kuriya/?hl=ja