今回編集部は、大阪府大阪市にある魚介料理で評判のお店「ふる里」さんを取材させていただきました!
アットホームな空間で高級食材を味わいたい人におすすめのお店です。会食や宴会はもちろん、家族連れでの利用もOK。
イセエビが食べたくなったらこのお店!
店名に隠されたストーリー
こちらのお店を開いたのは、現オーナーさんのお父様とお母様。
小豆島出身のお父様は集団就職で本州に来て以降、大阪府で会社員として生計を立てていました。そんなある日、もともと興味のあった料理人の道に進むことに。
修行を積むお父様でしたが、昔の『料理人』といえば安定しないイメージがあったので、親から許しを得られず勘当されてしまったそうです。
でも、そこはお父様。
後に引けなくなったということもあり、より一層修行に打ち込み、自分のお店を持つまでになりました。
故郷の父親に認められるようになりたい!
そんな思いから、店名を「ふる里」にしたのだと言います。
現在、「ふる里」さんは創業44年目です(2021年5月時点)。
カジュアルに楽しめるイセエビ
「イセエビ」や「箱ウニ」「アワビ」などと聞くと「お高いイメージでとっつきにくい」と思う人も多いのではないでしょうか。
見た目にも美しい箱ウニ
もちろん、これらが高級食材であることに変わりありません。
ただ、店内に流れる雰囲気は非常にカジュアルなものなので、子どものいる家族連れでも入りやすくなっています。
ほかにも、宴会や小さなパーティーなど大人数での利用も可能。あらゆるシーンに対応してくれる、サービス精神旺盛なお店です。
旬の食材も◎
イセエビの乗った「船盛り」や「どて焼き」だけでなく、季節ものの「フグ」や「ハモ」もおすすめ。
不漁や禁漁の時期でもこういった高級食材を常備できるよう頑張っているというのだから、外国産でまかなうお店も多いなか、ものすごい努力ですよね!
まるで「ふる里」のような落ち着ける雰囲気
40年以上にも及ぶ営業で、なかには親子2代にわたりアルバイトをしている人もいるそうです。
そんなこともあって、店内の雰囲気は非常にアットホーム!
まるで地元(「ふる里」)にいるかのような気分が味わえます。もちろん、働くスタッフの人たちにとっても「ふる里」そのもの。
人と人とのつながりが希薄になりつつある昨今、このようなお店は珍しいかもしれませんね!
今後はバリアフリー化へ
お客様のなかには高齢で足腰が弱い人や外国出身で靴を脱ぐ習慣がない人もいるそうで、今後は掘りごたつだけでなく、椅子の席も用意していくとのことでした。
また、車いすやベビーカーでも気軽に訪れることができるよう、バリアフリー化も進めていくんだとか!
食事の質はけっして落とさず、お客様ファーストを心がける。常にお客様の心に寄り添う素敵なお店です。
店舗情報
【店名】ふる里
【住所】大阪府大阪市港区磯路2-1-8
【問い合わせ】06-6571-1160
【アクセス】「弁天町駅」南出口より徒歩7分、地下鉄「弁天町駅」より徒歩7分 ※市バス(市岡停留所)徒歩すぐ、弁天町駅から519m
【営業時間】16:00~23:00(L.O.22:30)
【休日】不定休